映画と映像とテキストと

映画や読んだ本などの感想を書きます。ビデオゲームについてはこちら→http://turqu-videogame.hatenablog.com/

2020-01-01から1日間の記事一覧

『劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇・螺巌篇』を観た。

2008年、2009年。今石洋之監督。なんだかんだ言って面白かった。理屈とかそういうものを超える気合の勝利というコンセプトなわけで、理屈が足りていないことに不満を持つのはおかしいという話はあると思うのだけど、やはりもう少し展開を駆動するための仕掛…

『ウォッチメン (アルティメット・カット版)』を観た

2009年。ザック・スナイダー監督。213分という長さ。しかし面白い。やはり最高だわ。原作もまあもちろん面白いんだけど、映画版は現代的にちゃんとアップデートされていると思う。「共通の敵を作る事で米ソが仲良くなる」というラストの企みも、原作が当時(…

『男はつらいよ フーテンの寅(3作目)』を観た

1970年。森崎東監督。さくらの登場シーンは少ないけれど、どのシーンのさくらも涙をさそう。柴又から立ち去ろうとする寅さんに「もともとはお兄ちゃんの縁談だったんだもんね。良いお嫁さんに出会えるかもって思ったんだよね」と優しく声をかける。そしてラ…

『スターウォーズ / スカイウォーカーの夜明け』を観た

2019年。J.J.エイブラムス監督。いやいや面白かった。前作のエピソード8が良かっただけに、不安なJ.Jの再登板であったが、良かったと思った。 本作にはとても現代的なためらいを感じて、そこがとても良かった。血統を中心としたスターウォーズサーガに明確な…

『悲しみは空の彼方に』を観た

1959年。ダグラス ・サーク 監督。黒人女性と白人女性がひょんなことから共に暮らす。その半生。人種差別的な問題も当然描かれるわけだが、その描き方が実に現代的に思える。共に生活している白人女性が、黒人女性が築いているコミュニティの存在を全く気づ…

『突撃』を観た

1957年。スタンリー・キューブリック監督。素晴らしい作品だった。戦争映画であり、反戦映画であるが、組織の映画でもあった。主人公は上層部から無茶な作戦を実行することを強要される側であり、かつ部下たちにそれを強要する側でもある。誰か特定の人間が…

『ペンギンハイウェイ』を観た

2018年。石田祐康監督。森見登美彦原作のこういう女性が好きだ映画。森見登美彦映像化作品の中でも好きな方かもしれない。かわいくて、ポップで、ちょっとエッチで、ちょっと衒学的で、ちょっと意味深。雰囲気を浴びるという意味ではとても心地よい映画だっ…

『非情の罠』を観た

1956年。スタンリー・キューブリック監督。ずっと見たかった本作。非情というタイトルほどには暗いサスペンスではなく、ミステリーのような凝ったギミックがあるわけでもなく、しかしなんだか最後まで見続けてしまう力はある作品だった。想像していたような…