2020-09-17から1日間の記事一覧
1962年。内田吐夢監督。蔵に篭った武蔵がいきなり真人間になったかと思ったら、3年間ひたすら待ち続けたお通を捨てて剣の道に生きると言う。なんだか、とんでもない女の振り方をする。しかしお通は健気に武蔵を追おうとする。すべてが狂っていて大変面白い。…
1945年。ロベール・ブレッソン監督。面白かった。ブレッソンの映画の中でもかなり話の筋を追い易いし、分かりやすい。振られた女の復讐の物語。復讐といっても、かわいらしい復讐という気もする。 動きが少なく、そこに神経が張り詰める気持ちよさ。ブレッソ…