2019-11-20 『穴』を観た 映画 感想 1960年。ジャック ・ベッケル監督。素晴らしい脱獄映画。穴を掘るときの甲高い音が恐ろしい。脱獄の企みを刑務所の中で大声で叫んでいるような怖さがある。脱獄にまつわるサスペンスもとにかく面白いのだが、男たちの友情のエロティックさがたまらない。 配管工を懲らしめるくだりは、実にいい。脱獄に直接的には関係しないエピソードなのだが、5人の男たちの愛らしいほどの友情がしみる。傑作だった。