映画と映像とテクストと

映画や読んだ本などの感想を書きます。ビデオゲームについてはこちら→http://turqu-videogame.hatenablog.com/

『グーニーズ』を観た。

1985年。リチャード・ドナー監督。テレビで久しぶりに放映するとのことで、録画して観た。冒頭のカーチェイスが素晴らしいと思った。個々の要素は、今見ると色々キツイところはあるのだけど、それはそれとして、とにかく懐かしかった。吹き替えも当時のままかな。なんというか喘息の薬も、やたらと騒ぎまくるヒロインキャラも、キスシーンも全てが懐かしかった。フリークスの表現も、今だとさすがにああいう風に素朴には描けないだろう。その他、人種や性別などについても、今の人が見ると違和感は強いところは多々あるだろう。ただ、アジア系がいて、スペイン語を話す移民がいて、デブがいて、虚弱体質の主人公がいる、というのは中々面白い組み合わせだなと思った。素朴な時代の良さ、というのをやはり私は能天気に感じてしまう。