映画と映像とテクストと

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『鏡の中にある如く』を観た

1963年。イングマール・ベルイマン監督。いちばんベルイマンの作品の中でピンとこない映画だった。狂気の娘、作家である父親の素朴な芸術感、性への欲望を持て余す弟、妻への愛と人生をそつなくこなす医者である夫。

 

あらゆる通俗さが、これまで好きだったベルイマンの通俗さと、同じようでいて、少し違うような。なんとも面白く感じられなかった。ベルイマンってこんなもんだっけ?という印象があった。