2022-12-31 『モンソーのパン屋の女の子』を観た 映画 感想 1962年。エリック・ロメール監督。「六つの教訓話」シリーズの第1作目。23分の短編。本当に好きな女に会えないツラ当てに、好きでもないパン屋の娘を誘惑する話。実にひどくてコミカル。 どこかブラックなオチだが、やはりスコーンとした朗らかさもある。ロメールらしい。道路や街を歩く登場人物たちは、心の中で独白をしている。思弁的で、傲慢で、賢くて、愚かな人たち。なんとも生意気な感じがいい。