映画と映像とテクストと

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『男はつらいよ 純情篇(6作目)』を観た

1971年。山田洋次監督。オープニングの長崎五島の実家に戻る女性を助けるエピソードがいい。その女性役が宮本信子で、その父親が森繁久彌。この最初のエピソードがいきなりグッとくる。そして、とらやに住み込みになる若尾文子がマドンナ。美人すぎるその風貌だけで、なにか生きてる環境の違いを感じさせるのも面白い。

そして毎度のことながら寅さんとさくらの会話が泣かせる。隙のない作品だった。良かった。