映画と映像とテクストと

映画や読んだ本などの感想を書きます。ビデオゲームについてはこちら→http://turqu-videogame.hatenablog.com/

『ベオウルフ 呪われし勇者』を観た

2007年。ロバート・ゼメキス監督。いやぁ、バカっぽい。でも大好きな作品。第一部と第二部で話が分かれているけど、映画オリジナルの部分も含めて、とてもキレイにその2つの話が繋がっている。よくできている作品だと思う。けっこう、感心する脚本の出来。素晴らしい。

10年ほど前に見た時も、CGアニメ化した人間の一部にすごい違和感があって、それは何に感じるのか不思議だった。肌質?光の加減?1番感じたのはフロースガード王の重臣役アンファース(ジョン・マルコヴィッチ)の見た目の違和感。王とか女王や主人公にはそこまで違和感はなかった。なんでなんだろうな。

映画は神話的な印象強いが(泳ぎの競争のところとか)、ベーオウルフの原作もそういう神話的な雰囲気が強いのだろうか。8〜9世紀という中世に成立した物語だとのこと。

アンジェリーナ・ジョリーの使い方が最高の映画の一つだろうと思っている。