2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧
1956年。松田定次監督。吉良上野介がいかにも金に汚い大人で、浅野内匠頭が繊細で神経質そうな男。そんな、実にベタな忠臣蔵のお話が前半は駆け足で展開する。しかも比較的穏やかな語り口で描かれるため、地味な印象で見ていた。しかし、後半の「地の巻」か…
1965年。内田吐夢監督。面白かった。確かに全5作の中で、1番を決めたら第4作目の『一乗寺の決斗』になるかもしれない。しかし、この5作目はかなり全体として引き締まっていて、実にテンポよく話が進む。特に長岡佐渡役の片岡千恵蔵が実にいい。武蔵の味方と…
2020年。外崎春雄監督。ブームに乗るのは実に楽しい。というわけで、早速見てきた、劇場版「鬼滅の刃」。TVアニメよりも豪勢になったかなと思うが、概ねTV版の延長として、とても楽しめた。面白かった。 「鬼滅の刃」はとってもダサい作品で、あらゆることを…
2006年。デヴィッド・フランケル監督。面白かった。テンポも良くて、細部も品がいい。原作に比べてミランダ(メリル・ストリープ)はより甘くなってる感じもあるそうだが、それはそれでエンタメ的で悪くなかったと思う。アン・ハサウェイのかわいさもさるこ…
2018年〜2020年。ラレコ監督。2020年にNetflixに配信されたシーズン3までを視聴した。とても素晴らしい作品だった。見る前まではOLのあるある系アニメだろうと思っていたが、いやたしかに実際そうなのだが、凡百のショートアニメに比べると遥かに練度と精度…
2019年。ライアン・ジョンソン監督。スターウォーズ本編シリーズの中で唯一まともな映画を撮ったライアン・ジョンソン監督の作品ということで、見たいと思っていたが、なかなか見れなかった。ようやく見てみたが、とても楽しかった。 ミステリらしさが序盤に…