映画と映像とテクストと

映画や読んだ本などの感想を書きます。ビデオゲームについてはこちら→http://turqu-videogame.hatenablog.com/

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『グラートベック人質事件 : メディアが越えた一線』を観た

2022年。フォルカー・ハイゼ監督。見る前の印象と見た後の印象が、結構違う作品だった。「メディアが越えた一線」という副題を見ると「マスコミの報道の仕方が酷くて、それを告発するドキュメンタリーなんだろうな」と想像してしまう。しかし、実際見てみる…

『黄色いリボン』を観た

1949年。ジョン・フォード監督。退役を間近に控えた騎兵隊の大尉の、最後のミッションとその苦闘を描く。 宮崎駿の『ルパン三世 カリオストロの城』のラストで、庭師の老人の「なんて気持ちのいい連中だろう」というセリフがある。主人公のルパンたちを言い…

『トップガン マーヴェリック』を観た

2022年。ジョセフ・コシンスキー監督。面白かった。途中、中だるみした感じはあったが、終盤の流れが実に見事で素晴らしい見応えになったと思う。 前作の『トップガン』(1986年)を見てから3時間後ぐらいに本作を見たため、「おー!あれ!あの場面、おー!…

『トップガン』を観た

1986年。トニー・スコット監督。数年前に「トップガン、見たことないから、見とくか……」と思ってなんとなく見始めて、30分くらいで、見るのをやめてしまった。特につまらなかったというわけでもなく、なんかソファを離れて、そのまま見るのを忘れてしまった…