映画と映像とテクストと

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『アメリカン・グラフィティ』を観た

1973年。ジョージ・ルーカス監督。好きだな、『アメリカングラフィティ』。なんだかピリッとしない映画ではあるんだけど、のらりくらりとこの世界に浸ってしまうし、それが心地いい。これが1970年代の空気(その時代に想像するベトナム戦争前の空気?)だった、のかどうかはよく分からないのだけど、それでもなんだか若者らしいモラトリアム感がすごく馴染みのあるものに感じる。まあよくは分からんのだけど。

あれだけの人物をそこまで濃い描き方をしないのに、「こいつはこういう奴なんだろうな」と想像させるところは凄いのかもしれない。『スターウォーズ』とかもその魅力であれだけ魅力的に見えている、みたいなところがありそう。